もつだけでは美肌にはなれない?
鍋料理の中でも、女性からの人気が多いもつ鍋。この理由はもつにはコラーゲンが含まれており、食べるとお肌がプルプルになると言われているからです。もつの栄養素には他にもミネラル、必須アミノ酸、ビタミンA、ビタミンB、鉄分、といった成分が含まれています。しかしコラーゲンは食べても、そのままの形では体に吸収されず、口から入ったものは胃や小腸でアミノ酸に分解されてしまいます。分解されたアミノ酸はタンパク質に再構成され、骨や臓器や皮膚など全身に運ばれ、それらを維持するために使われます。そのため、もつをそのまま食べただけでは美肌になれるわけではないのです。アミノ酸へと分解された後、再びコラーゲンへと再合成されるアミノ酸もあり、それが肌へと運ばれてプルプルお肌にしてくれるのです。その時に必要となる栄養素がビタミンCです。ビタミンCがないと、コラーゲンには再合成出来ないのです。ビタミンCを一緒に摂ることでコラーゲンの再合成が活発になり、美容効果が発揮するのです。
ビタミンCと一緒に摂取することが大切
もつ鍋には、もつ以外にも食材がたくさんありますが、その中のキャベツ・ニラ・もやし・にんにく・とうがらしなどにはビタミンCが豊富に含まれています。もつと一緒に食べることで、体内でコラーゲン生成が活発化され、美肌効果が期待できます。もつ単体では不可能だとしても、ビタミンCの豊富な食材と一緒に食べることで、美容効果は期待出来ますね。しかし、これらを食べたからと言って劇的な美肌
効果があるわけではありません。なくなってしまうため、食事以外の部分でも注意が必要です。せっかくもつ鍋から得た美容効果も、睡眠不足やお腹を冷やしてしまう事により腸の働きが悪くなってしまうと、栄養吸収がうまくいかなくなってしまうため、食事以外の部分でも注意が必要です。