食品添加物とは?役割と安全性について解説!

食品添加物は多くの食品に使われていますが、どのような役割をしているのかはあまり知られていません。
また、その安全性まで知っている方もあまり多くはないでしょう。
そこで、今回は食品添加物の役割と安全性について解説します。

□食品添加物とは?

*食品添加物とは

食品添加物とは簡単に言うと、保存性や品質、外観を改善、向上させるための物です。
食品添加物は以下の4つに分類できます。

・指定添加物:国が安全性と有効性と確認し、使用して良いと認めた添加物
・既存添加物:長年の食経験をもとにして、国が使用を認めている添加物
・天然香料基原物質:動物、植物を起源とする香料
・一般飲食物添加物:通常食品として使われているが、食品添加物としても使われているもの

*食品添加物の役割

食品添加物には以下の4つの役割があります。

1.食品を製造や加工する時に使われる

食品添加物はほとんどの加工食品に使われており、豆腐やアイスクリーム、まんじゅう、中華麺など色々な食品に使われており、添加物なしでは作れません。

2.食品の品質を保つ

食品添加物の一つである保存料は、食中毒の原因となる微生物の繁殖を抑えてくれます。
また、食品添加物の1つである酸化防止剤は、食品に含まれる油脂などの酸化を防ぎ、さらに発がん性のある物質の生成を防いでくれます。

3.食品の嗜好性を向上させる

食品は味、食感、色、香りなどが重要な要素です。
食品添加物を加えることにより、味、食感、色、香りを際立たせ、食をより豊かにしてくれます。

4.栄養価を強化・補填する

食品は調理や加工をする過程で原材料に含まれる栄養成分が減少する場合があります。
この失われた栄養素を補うためにアミノ酸やミネラル、ビタミンなどが栄養強化剤として使用されます。

□食品添加物は食べても安全なの?

食品添加物にはADIという摂取一日許容量を設定することにより安全性の評価を行っています。
ADIとは、人がある物質についてその物質を毎日摂取し続けたとしても健康への悪影響がないと予想される1日あたりの摂取量の事です。

□まとめ

本記事では、食品添加物の役割とその危険性について解説しました。
食品添加物は食を豊かにしてくれます。
しかし、摂取しすぎると健康に影響を及ぼす可能性があるため、食べ過ぎに注意してください。

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