うま味調味料はかけるだけで料理が美味しくなるので、使っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、うま味調味料に含まれる化学物質は危険性があるという声もあり、本当にこのまま使い続けてもいいのと思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで、今回はうま味調味料とその危険性について解説します。
□うま味とうま味調味料とは?
そもそもうま味とは何なのでしょうか。
うま味が発見されたのは100年以上前の事であり、東京大学の池田教授により発見されました。
池田教授が教授として活躍していた当時、「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」があることは分かっていました。
ある日、池田教授は昆布を見て4つの味とは異なる味があるのではないかと研究しました。
研究の結果、昆布からグルタミン酸という物質を抽出し、さらに、グルタミン酸をナトリウムと結合させることにより、素晴らしい味が生まれることを見出し、その味を「うま味」と命名しました。
このうま味はグルタミン酸ナトリウムを主成分に、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムを少し混ぜることにより、調味料として使われています。
これが、いわゆるうま味調味料と呼ぶものです。
□グルタミン酸ナトリウムのデメリットとは?
化学調味料に使われているグルタミン酸ナトリウムの危険性は現在も研究されています。
*グルタミン酸ナトリウムの危険性
グルタミン酸は過剰摂取すると、神経の高ぶりや手足の痺れ、頭痛など神経細胞に悪影響を及ぼす可能性があります。
特に乳幼児の場合、影響を多く受ける可能性があり、ベビーフードにグルタミン酸ナトリウムを使用することを禁止している国もあります。
また、グルタミン酸を高温で調理すると発がん性物質が生成するのではないかという指摘もあります。
欧米諸国ではグルタミン酸ナトリウムを避ける傾向があります。
*本当に危険なのか
グルタミン酸ナトリウムは危険性があるという報告もありますが、世界保健機関(WHO)では、グルタミン酸とグルタミン酸ナトリウムは「健康を害することはない」という見解を示しています。
よって、現状、グルタミン酸とグルタミン酸ナトリウムは危険なのかどうかはわからない状態です。
□まとめ
本記事では、うま味調味料とうま味調味料に含まれるグルタミン酸とグルタミン酸ナトリウムの危険性について解説しました。
グルタミン酸とグルタミン酸ナトリウムは危険であるかどうかは現状分からないため、現状は摂取しすぎないことが大切です。
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