コラーゲンがたっぷりと入っており、野菜の種類も豊富なので、女性にも人気の高いもつ鍋。
しかし、妊娠中である場合も普通にもつ鍋を食べてもいいのでしょうか。
そんな、疑問にお答えするため、今回は妊娠中にもつ鍋を食べる懸念点と対策について解説します。
□妊娠中にもつ鍋を食べると危険?
もつ鍋はコラーゲンがたくさん含まれており、さらに、数種類の野菜を一度に食べられるため、普段ならば何も懸念点がありませんが、妊娠中の方の場合、以下のような理由から注意が必要です。
*トキソプラズマ菌による食中毒
もつ鍋を食べるとトキソプラズマ菌による食中毒を起こす可能性があり、妊婦やお腹の中の胎児に以下のような影響を及ぼす可能性があります。
・風邪のような倦怠感、リンパの腫れ、発熱
・子宮の収縮による胎児への栄養不良や酸素不足
・流産や死産
・胎児への先天性トキソプラズマ症の発症
この食中毒を起こすトキソプラズマ菌は生肉に寄生している可能性があり、加熱が不十分で生焼けの状態だと食中毒を起こす可能性があります。
胎児がトキソプラズマ症を発症した場合、目や脳、肝機能に障害を及ぼす可能性があります。
*塩分の取りすぎによるむくみ
もつ鍋には、スープのもつの臭みを撮るために塩や醤油などを使い、濃い味付けにしている場合が多いです。
もつ鍋の出汁から出た塩分を取りすぎると、むくみの原因になるため、スープは飲みすぎないようにしましょう。
□もつ鍋を食べる際にすべきこと!
もつ鍋には先述したような危険性がありますが、食べてはいけないというわけではありません。
以下の2点を意識して安全に美味しくもつ鍋を頂きましょう。
- 食べ過ぎない
もつ鍋は美味しいのでついつい箸が進んでしまいますが、食べすぎると塩分過多によるむくみや脂質の取りすぎによる肥満になる可能性があります。
- よく加熱する
トキソプラズマ症による食中毒を発生させないためには、よく加熱することが一番重要です。
仮に生肉にトキソプラズマ菌が付着していたとしても、きちんと加熱すれば、菌は死滅します。
□まとめ
本記事では、妊婦がもつ鍋を食べることによる危険性とその対策について解説しました。
妊娠中は、もつ鍋を食べてはいけないということは全然なく、きちんと対策をすれば、食べられます。
しかし、もつ鍋に含まれる栄養素は食べ過ぎると胎児に影響を及ぼす可能性があるので、食べ過ぎには注意しましょう。
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