かつおと昆布からとれる出汁の取り方を解説します!

出汁は料理の風味を良くし、美味しくしてくれます。
しかし、いざ出汁を自分でとってみようと思ってもやり方がわからないという方が多いのではないでしょうか。
そこで、今回は出汁の中でも良く使われているかつおと昆布からとれる出汁の取り方について解説します。

□かつおと昆布の出汁の取り方を解説します!

かつおと昆布の出汁の材料は以下のものを用意します。
・水:1L
・昆布:10g(水に対して1%)
・薄削りのかつお節:10g(水に対して1%)

出汁の取り方は以下の様に行います。

*昆布出汁に火をかける

まずは昆布出汁を作ります。
昆布を30分以上水につけておき、旨味を引き出しやすくしておきます。
昆布が硬い状態から元の柔らかさに戻ったら、弱火より少し強めの火にかけ、じっくり10分程沸騰直前まで加熱します。
昆布を取り出す前に念のために味見をして確認をします。

*かつおだしを取り出し、こす

昆布を取り出した後の昆布だしは、しっかり沸騰させてから火を止めます。
火を止めた状態でかつお節を入れましょう。
かつお節を入れた後は、鍋を中火~強火にかけて、再び沸騰するのを待ちます。
沸騰したら火をすぐに弱め、アクが出ていたらお玉でアクを掬い取ります。

アクを掬い取ったら、用途に合わせて火の調整を行います。

料理全般で使える出汁を作りたい方は、弱火で3~4分程じっくり火を入れてからかつお節をこします。
お吸い物だけで使う場合、かつお節の雑味が出ないように1~2分で早めにこします。

かつお節をこすのはキッチンペーパーとざるで行えます。
こした後は、粗熱を取って冷まして冷蔵庫で冷やします。

□かつお出汁の保存方法とは?

かつおと昆布の出汁の保存方法は、冷凍がおすすめです。
出汁に冷蔵庫の匂いがつかないように、ジップロックなどに入れて、しっかり閉めて板状にすると、使うときに使う分だけ、出汁を切って使用できます。
出汁を作った翌日に使用する場合は、冷蔵庫で保存しても大丈夫です。

また、冷凍以外に、製氷機で凍らせて、匂いが移らないようにジップロックに入れる方法もあります。
ただ、保存できるといっても、長い時間冷凍保存していると風味が飛ぶため、1週間くらいで消費しきるのがおすすめです。

□まとめ

当記事では、かつおと昆布の出汁の取り方と出汁の保存方法について解説しました。
出汁の用途によって加熱時間が異なるため、予め用途を決めておきましょう。

今回は、出汁の取り方を紹介しましが、やはり、日々が忙しくて、出汁を取る暇がないという方には、予めできている出汁を使うことをお勧めします。
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